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「転職するとしたら、大企業とベンチャーどちらが良いですか?」

求職者様から度々いただくこの質問。
弊社の場合、エグゼクティブクラスの方のご転職相談も多いのですが、
そのような皆様でも、改めてお聞きになりたいと思われることが多いようです。

「良い悪いではなく、●●さんがこれからどうなりたいかによります」

と、回答をした上で、それぞれの特徴をご説明するのですが、
たまたま読んでいた本で分かりやすいなと思えるフレーズがあったのでご紹介を。
バイアウトファンドを運営している三戸政和さん著書の

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」

堀江貴文さんも推薦されている、1年ほど前に出版された本なのですが、
その中の一節に、下記の表記があります。

「ベンチャー企業を志向する人の中には、大企業の仕事を「面白みがない」「成長しない」「やりがいがない」などと批判する人が結構多いのですが、少々短絡的で、視野が狭い気がします。大企業や業界大手が中小企業と何が違うかというと、業務の進め方やシステムなどの仕組みが非常に洗練されている、という点です。」

大手は、長い年月をかけて厳しい経営環境を勝ち抜いてきたからこそ今があります。
そのために「勝ち続けるための最適な仕組み」を導入してきました。やりがいがあるかないか、面白いか面白くないかよりも、「確実に負けないこと」が求められます。

一方でベンチャーは「何もないところから抜きん出るための0→1の突破力」が求められます。 最適化など悠長なことは言ってられないので、多少荒くても次々と手を打ち続けていきます。それが、自由度が高く、やりがいがあるとして映りやすいのも確かです。
どちらの環境も経験した私が、明確に断言できることは一つしかなく、

「どちらが良い、悪いではなく、それぞれの環境で身につけられるものが異なる」

かなと思います。大手企業がベンチャーの自由度を持ってしまったら崩壊してしまうし、
ベンチャー企業が亀の歩みで物事を決めていたら、それこそ潰れてしまいかねないです。
それぞれの会社の特徴に準ずる形で、働く方々が身に付けられる物も変わってきます。


ベンチャー
若いうちから裁量権を持って色々挑戦できる。が、体系的な教育プログラムを受けられない恐れがあるため「マネジメントスキル」を始め、自分自身で考え学ぶべき必要がある物が多い。

大手
体系的な教育プログラムを受けることで、年齢、役職ごとに必要なスキルがしっかりと身につく。が、ベンチャー等のスタートアップ(或いは未整備な)事業環境に立たされた時、主体性、柔軟性、突破力などの能力が不足する恐れがあるため、常日頃から意識する必要がある。


誇張している部分もありますが、私の感覚としては上記のイメージです。
さて、冒頭の話に戻ります。 大手とベンチャー、どちらが良い悪いはなく、
それぞれの特徴を正確に把握することが、やはり大切だとおもます。
そしてそのためにも、自分自身がこれからどうなりたいか?を明確にすることが最も大切なことだと思います。

キャリア戦略における「目標設定の大切さ」を記載したコラム第2弾をリリースさせていただきました。もし宜しければ、お立寄りくださいませ。

InnovationS-i(フジサンケイビジネスアイ)
https://www.innovations-i.com/column/career_life/2.html